GTC Japan 2017 深層学習フレームワークメモ

GTC Japan 2017

先日GTC Japan 2017というカンファレンスに参加してきたので、深層学習フレームワークについて動向を殴り書きでメモ。

tf

トレンドとしては、

  • Eager execution (define-by-run)

    • トレンドというか2015年にChainerが登場して以降普及し始めた。
    • TensorFlowにeager execution追加。

      • まだcontribだけど。
    • 言わずもがなPyTorch、Gluon。
    • SonyのNNablaはdefine-by-runとdefine-and-runの両方に対応。
    • Facebookは研究にdefine-by-runであるPyTorchを、
    • デプロイにはdefine-and-runであるCaffe2を使っている。

      • やっぱりデバッグしやすいのでdefine-by-runは研究向き?
  • モバイル向け最適化

    • TFLiteやCaffe2等。
  • 分散処理

    • 大量のGPUを使っても性能が線形にスケールすることを各社アピール。
  • ONNX

    • Open Neural Network Exchange
    • ニューラルネットワークのモデルの標準化を行い、ONNXを介すことによって様々なフレームワーク間で容易にモデルを変換できるようになる。
    • RNNとかはまだ?
    • Caffe2、Gluon、Chainer等対応。

なんか抜けている気がするので書き足すかも。


Written by@Minato Sato
Senior Software Engineer - Embedded AI

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